まさかの「ご用意」
刀剣乱舞は大好きな作品です。とある職場で知り合った人にミュージカルへ誘われたのがきっかけで、コロナ禍を経てもずっと舞台を見続けてきました。ただ、年々チケットが取りづらくなり、やがてファンクラブも辞めてしまいました。
そんな中、SNSで能狂言『刀剣乱舞』の公演を知ります。しかも私の推し、髭切と膝丸の二振りによる作品。この二人のキャラは人気が高く、二人の役柄のみでの公演となればチケットはまず当たりません。期待せずに申し込んだら――まさかの「ご用意できました」の連絡。驚きました。久しぶりに休暇を取って、観に行くことにしました。
都心の踏切と成田エクスプレス
会場は千駄ヶ谷の国立能楽堂。初めて行く場所なので少し迷いましたが、代々木駅から地図通りに歩いていくと、都心では珍しい踏切に辿りつきました。


思わず写真をパチリ。しかも通ったのは上り下り両方とも成田エクスプレスでした😅

線路を越えて地図アプリ片手にウロウロ、道端の看板を頼りに国立能楽堂に到着です。


開演前の腹ごしらえ
グッズを買うなら早めにと前日に行った人のSNS情報を見て早めに到着しました。まずはお目当てのグッズを購入してから、能楽堂の食堂でお昼にします。この時はどのくらいの上演時間か調べておらずお腹をぐーぐー鳴らすのは失礼かと思い食べることにしました。実際は1時間半弱で終演後も食堂は空いていたので終わってからでも大丈夫でした

エビの冷製ジェノベーゼ。冷たくて美味しかったです。少し塩気が強かったかな。開演時間も迫っていたので、結構慌てて食べることになりました。
千筋の糸の中で
開演前は撮影禁止。スマホの電源も落として、いざ観劇です。
推しの髭切と膝丸の物語を、本物の能舞台で観る。しかも座席は脇正面の一番前でした。遮るものが何もなく、それこそ役者の足元からじっくり見ることができました。
一番心に残ったのは、やはり蜘蛛の糸が放たれて、その中で髭切と膝丸が戦う場面です。動きが特別激しいわけではありません。でも、鼓や太鼓や笛、掛け声や謡で、ものすごく盛り上がっていくのです。今なら機械で調整するところを、照明以外はほとんど人力で表現していく舞台。ここに原点を見たような気がしました。
まさかの撮影タイム
終演後、「ここからは撮っていいですよ」とアナウンスが。慌てて電源を入れて撮影開始です!おそらくカーテンコールと、今後の宣伝も兼ねているのだと思います。追加公演が12月に決まっていますので☺️

舞台の上には土蜘蛛の千筋の糸がびっしり。


装束姿の髭切と膝丸が、客席の通路まで来てくれました。会場にいたみなさん、もちろん大喜びです。その間も笛や太鼓や鼓の生演奏で盛り上げてくれて、最後まで能楽の空間のまま推しを撮れるという、なんとも贅沢な時間でした。

帰り道は完全なるお上りさん
帰りはコンビニへ寄り道しているうちにどうも道に迷ってしまい、あららどうしましょうと歩いていたら、目の前にハチ公バスがやってきました。とりあえず乗って代々木へ……と思っていたら、参宮橋あたりに来てしまい、焦って降りて前の人について行ったら、結局新宿の初台に辿りついていました。



ただ、初めて歩く場所だったのと、首都高側の道、気がつくと見上げるような高いビル。長いこと都内に住んでいますが、完全なるお上りさん状態で歩きました。知っているはずの街で迷子になると、急に旅になるものですね。
終わりに
推し活超最高!と思った一日でした。そして能狂言、ほかの演目も見てみたくなりました。
推しは心の栄養です。
コメントを残す